スペイン製タイルの 施工上の留意点
2019年 01月 07日
スペイン製タイルは日本製のタイルと比べて吸水率が高いタイルです。
屋外の施工については以下に注意する必要があります。ご不明な点は施工業者の方等にご相談することをお勧めします。
1.施工面の清掃と乾燥状態の確認
タイルを貼る場所(下地)の清掃を十分に行って下さい。下地にホコリ等がついていると剥離の原因となります。
2.接着剤について
4.凍害について
特にコンクリートやブロックについているセメント成分から出る白い粉は、水でしっかりと洗い流す等してください。施工は下地が乾燥してから行ってください。下地が湿っていると剥離の原因になります。
雨天の日や雨天の翌日、雨が降りそうな日は施工を避けて下さい。また、下地はコンクリートやブロック、石、ガラス、金属、木等、どれでも可能ですが、下地の表面にペンキや吹き付けが施工してある上に貼ると、ペンキや吹き付けがはがれると同時に
タイルが落下する可能性がありますので避けてください。
2.接着剤について
壁面の素材を確認して、タイル(陶磁器)と接着できる強力接着剤を使用してください。
3.貼る時のアドバイス
接着剤はタイルの裏面と、下地側にも付けて下さい。多量に接着剤を塗布すると、タイルがだれて
ずり落ちるようになります。その時はタイルの下端を釘などで支えてガムテープで固定し、完全に貼り付いてから丁寧に剥がします。
4.凍害について
寒冷地での外部施工に関しては施工業者にご相談下さい。撥水加工したタイルでも凍害によってタイルに亀裂が入ることもあります。尚、鉄フレームや木製フレームに接着したタイルを吊り下げる場合は問題ありません。
《その他施工方法》
・両面テープ
タイルの大きさやタイルを貼付ける壁面の素材によっては、屋外用の強力両面テープでも十分貼付けられる場合がございます。主にマンションの表札等、雨風がかからない場所に貼付ける場合に可能です。
貼付ける前に上記「1」施工面の清掃と乾燥状態の確認」に沿って、清掃をしてください。
by elsol_tt8
| 2019-01-07 00:01
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